7月25日は「時間をはずした日」

マヤ暦の研究者であったホゼ・アグエイアス博士が提唱した「13の月の暦(ドリーム・スペル)」というカレンダー。現在一般的に使われているグレゴリオ暦のように1年を12ヶ月に分けるのではなく、28日周期×13ヶ月として計算し、それぞれの日に意味を見いだしました。

ただこれ、28×13だと364日で1年になってしまい、地球が太陽を一周する365日とは微妙に異なります。そこで、グレゴリオ暦でいうところの7月25日を「うるう日」のような扱いにして、364日+1日で整合性を合わせることにしました。

この、7月25日を「時間をはずした日」と呼び、7月26日から再び始まる新しい一年に向けた特別な日とされています。

「13の月の暦」をより身近に扱うための、手帳型ダイアリーも発売されています。

ここからは私の考えです

「13の月の暦」は、ほぼ無意識に使っていたカレンダーというものに、新たな解釈・価値を与えてくれます。ふだんだと月曜火曜水曜木曜・・・えーと次の満月はいつだっけ、みたいな過ごし方だったのが、「今日の意味(KIN)はコレ、あと8日で満月」というように、意識して過ごせるようになります。

もちろん、カレンダーというのは共通言語である必要があり、いきなりグレゴリオ暦を手放すことはできませんが、それぞれの日に意味を見いだすというのは、さまざまな価値観の中で丁寧に生きていくことができそうです。

7月25日、ふだんなら何でもないこの日を(関西の方は天神祭ですね)「時間をはずした日」として、意識してみること。それは、さまざまなモノゴトへ意識をフォーカスするキッカケになるかもしれません。

より詳しく知りたい方はホゼ・アグエイアス博士の書籍をどうぞ。

注記

13の月の暦は「マヤの暦」と紹介されることもありますが、マヤ文明とは関係がないという意見の方が現在は多数です。

マヤ文明における新年は春分であり、ホゼ・アグエイアス博士が7月26日を新年の始まりとしている理由はよく分かっていません。

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