クリスタルボウルの副作用について【奏者編】

私はいま、毎週のようにクリスタルボウルの演奏を人前で行っています。演奏回数で考えると、年間100回は超えています。それだけ演奏しまくっていて・・・自分(奏者)への副作用ってないんですか?と聞かれたので体験談を書いてみます。

心身への影響はない

心身への影響はないと思われます。演奏をすることで、ものすごく集中した時間を作れるのは生活にメリハリが出ます。さらに、演奏前は食事や生活にも気を遣うため(奏者が薄汚かったらダメなので・・)、そこそこ健康的なようにも思えます。本当は牡蠣とか食べたいんですけど、万が一を考えてもうずいぶん食べていません。

演奏が終わると、自分自身もシャッキリしているんで毎日充実しています。

騒音に弱くなった

唯一の副作用はコレです。騒音(ノイズ)に本当に弱くなりました。音への感度が上がりすぎているのかも。工事現場のガガガーという音や、居酒屋の大声の会話、ドアがバタンと閉まる音やドカドカと歩く足音など、いろんなノイズが「耳にも痛いしココロにも痛い」という状態です。

なるべく静かなのがよいですね・・・。

あくまで奏者の話です

これは、あくまで奏者の話です。お客さんはまったく異なります。過度な演奏はお客さんの精神を破壊しますので、「クリスタルボウルに関わる=誰かの精神世界へ踏み込む」という覚悟をしっかりと持ちましょう。

クリスタルボウルは癒やしの楽器である一方、奏者の演奏方法、セットとセッティングのコントロールをまちがえると取り返しのつかない毒になります。

不具合の出たお客さんに対して「好転反応です」というのは、あまりに無責任だと私は考えています。いいものは問答無用に一発でよいので、好転反応という言葉に甘えずに、理想を追求してみましょう。

クリスタルボウルの世界をもっともっと楽しんでいきましょう。

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