軸を立てて糸を巻く -らせん状に思考を上昇させる-

昨日、2015年のクリスタルボウル サウンド・バスのイベントをまとめてみました。

2015年のイベントを振り返る

まーーーいろいろやってるなと思いつつ、思考を上昇させるためのささやかなアドバイスです。

まず最初に例え話から。

手元に1,000円しか持ってなくて、何か食べたいとき。お腹いっぱいガッツリ食べたいなら、ご飯のおかわりが自由な定食屋へ行くと思います。甘い物を食べたいなら、ケーキ屋さんへ行くでしょう。

もうちょっと難しい例えを出します。

会社に勤めての仕事。お金がもっと欲しいなら、会社以外の収入源を作ることも考えるべきです。仕事が楽しくてたまらないなら、会社の近くへ引っ越すべき。

・・・糸をぐるぐると巻いて棒を作るとき、軸になるものがなければ、いくらやっても伸びていきません。すぐに「くにゃ〜」となってしまいます。

クリスタルボウルのイベントを行うときも同じです。

「クリスタルボウルのイベントをやりたい」だけではなく、軸を意識してみる。

たとえば、「安らぎを届けたい」のなら、会場は公民館やカフェではなく、ゴロリとできる場所にして、照明もコントロールできた方がいいです。なんなら布団を持ってきてもらいましょう(東京だと困難だけど、マイカー所有率の高い地方都市ならできそう)。

「まずは知って欲しい」のなら、入場料金をぐぐっと下げて、イベントのお知らせはネットだけじゃなく、チラシやご近所の掲示板なども利用してみましょう。解説文は長めに。

「お金を稼ぎたい」のなら、会場費を抑えて入場料金を高くして、ウソでもいいから「2秒で3万年分の癒やし」とか言えばよいと思います。

・・・まだまだ「クリスタルボウル」という名前だけで理解してもらえる時代ではないです。演奏者の名前だけでお客さんが集まるほど有名人でもありません。「ジャイアンリサイタル」とは違います。

なので、私のイベント告知はやたらと長いです。伝えたいこと・軸としているものを盛り込みまくっています。

軸というのは、伝えていかないとなかなか伝わりません。

またまた例え話ですが、自分は仕事が好きで楽しくてたまらないのに、母親から「あんたもそろそろ落ち着きなさい」なんて言われると「面倒くさいな」と思いますよね。それは、母親に仕事が好きで楽しくてたまらないことが伝わっていないからです(伝えているのに言ってくるなら、お節介です)。

「クリスタルボウルの会場はヨガスタジオです。演奏後にロウスウィーツが付いています」という告知から、軸を推測してもらうのではなく、「快適に過ごしていただきたいのでヨガスタジオを会場にして、クリスタルボウル サウンド・バスの後はカラダに優しいものを取り入れたいのでロウスウィーツをお出しします」の方が分かりやすいですし、参加いただいた方とも「ブレ」がないので、リピーターになってもらいやすいです。

実はコレ、たくさんのイベントが毎週のように開催されている、都会の方が重要です。「東京なら人口も多いから集客は簡単でしょ?」と言われたこともあったけど、逆です。東京は毎週なにか行われているし、次もあると思われがちなので、たくさんのイベントの中から選んでもらうのは大変です。

田舎であれば、そのイベントしかない、というのはかなり有利です。最初から牛耳っている感じです。私はかなりの田舎出身なので、東京に出てくるまでは洋服はスーパーの2階でしか買ったことがありませんでした。だってそこにしか売ってないんですもの。

ちょっと話が脱線しましたね。

毎日の生活の中において、その行動の「軸」になっているのは何かを意識しておくのは、いろんなことがやりやすくなるのでオススメです。

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