水木しげるさんとコーネリアスとニューギニアの音の話

漫画家の水木しげるさんがお亡くなりになりました。たくさんの作品を残された水木さんですが、さまざまな土着文化の「音」を蒐集していたことは一般的にはあまり知られていません。

水木さんのところへ、コーネリアス・小山田圭吾さんが訪問したときの話が印象深かったので、久しぶりにこの本を引っ張り出してきました。

初版は1998年。渋谷系という音楽が盛り上がっていた時代です。アーティスト、レーベル、リスナーの関係が一気に身近になった幸せな時代とも言えます。

それでは、本から一部引用します。

水木:妖怪ってのは音なんですよ。例えば、「小豆とぎ」の場合は「ショキショキ」という、谷川ですごい変な音がすることから連想しておるわけですよ。(中略)

この前、ニューギニアのセピック河の奥地のワヘイっていうところに行ったら、霊との通信を竹でやっとる。仲間の病気を治すために、竹で音楽を演奏して、精霊を降ろして、取り憑いた病を川へ流すつもりらしい。だから、音楽というのは、すべて祖先が妖怪何々という精霊から授かった音を伝えるものなんですよ。

・・・そして、その音を水木さんはこっそり録音して持ち帰りました。もちろんこれは本来ならタブーな行為。

水木:日本に帰ってから聴いたんですよ、一週間ずっと続けて。5日目ぐらいから、妙な音がするんです。いい気持ちなんです。

自分が木になったり、石になったり、石の中に入ったりできる。つまり、自分が精霊になったように感じる。それから、妖怪のことがよく分かるようになりましたネ。

・・・水木さんを持ってしても「それから妖怪のことがよく分かるようになった」と言わしめたこの音。

実際にどんな音だったのかは分かりませんが、低音が出る竹の楽器ということなので、バリの「ジェゴク」のような感じだったのでしょうか。

ジェゴクの音も、楽譜には乗らないような極低音が響き、聞き慣れた西洋の音階とは違うチューニングの音に身を委ねていると、不思議なトランス状態へと導かれてしまいます。

そして、この本が出た当時ですでに70歳を越えておられるのに、水木さんの「未知なるもの」への探求心と行動力はすごいです。一週間ぶっ続けで聴いて5日目ぐらいで分かってきたというのも、ふつうの人なら3日目くらいでやめてそうですよね。

私もまだまだ修行の身です。この姿勢をしっかりと学ばせていただこうと思います!!!!!!!!

本当にありがとうございました。

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