あのころ書いた手紙 -2011年3月11日から数ヶ月後の話-

2011年3月11日、東日本を襲った未曾有の大災害。今年も「311」の日が近づいてきました。その日が近づくと、冷静ではいられなくなるので早めにこのブログを書いておきます。私はまだあの日を理解できていません。

あの日、当時の職場は恵比寿でした。台東区の自宅まで4時間かけて歩いて帰り、たくさんの人たちと連絡を取り合いました。眠れない夜を過ごした後、会社から電話がかかって来て「出社できるよね?募金サイト作ってくれる?」と言われたときはかなり面食らいました(結局出社しました)。

出社した後、夜の新宿を歩いてみました。人通りはまばらで、ネオンも消えていました。風俗店だけはしっかりオープンしていました。このことは否定しません。お金を払ってでも誰かと一緒にいたかったのは事実です(入ってはいませんけど)。ビックカメラでは「防災用品」という張り紙とともに、自転車用のヘルメットまで並べられていました。

自宅に戻り、布団に入ったけど落ち着きませんでした。

カラダもココロもヘトヘトなハズなのに、まったく眠れそうにありません。体力を回復させなきゃと思っても、ココロが爆発しそうでした。

その日の夜から、後にも先にもこのときだけの「クリスタルボウル演奏のインターネット配信」を行いました。

毎日、夜12時が演奏スタートの時間。Twitter等で告知をして、自宅で演奏しました。

たくさんの人が見てくれていました。感謝のメッセージもたくさん寄せられたけど、なかなかココロは落ち着きませんでした。

被災地ボランティアスタッフとして現地へ入ったのは、震災から3週間が経過したころ。金曜日の夜にレンタカーで東北道を140kmで走り抜け(誰もスピード違反は取り締まっていませんでした)、土曜と日曜に作業をして東京へ戻り、月曜から会社という生活が始まりました。

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ボランティアを開始して数ヶ月が経った後。終わりの見えない作業と、平穏を取り戻しつつある東京の暮らしのギャップから、またココロが爆発しそうになりました。

そのときに書いた詩のような、手紙のようなものを公開します。この気持ちはいまでも変わっていません。私は生かされている。だからこそ、生きなくてはならないのだと思います。どうか、すべての人々に平穏な夜を。

東京の空をたくさんの雲が流れていく
台風は過ぎ去ったようだ 昨日の雨はすごかった

しかし彼らの家は 彼女らの家は 子供たちの家は
もう2ヶ月もドロに浸かったままだ マスクとゴーグルがないと作業ができない有害なドロに浸かったままだ

何ができるかを知ろうとすれば 何をすべきかも分かってくるはずだ

それなのに俺らときたら 経済をまわすのが最優先だとか チャリティイベント開催だとか
挙げ句の果てには 折り鶴だとか 遠隔療法だとか

それがどれだけ役に立つというのか
100人の集客力があるなら その半分でも現地に連れて行く努力をすべきだ
俺らはそういうことを目的にやってきてはずだ
ただ消費される娯楽とは違う 理想郷や一体感を追求していたはずだ

ミニバンで東北道を走っていたとき まわりは10トントラックだらけだった
1万円を寄付しても その行く先はよく分からない 孫正義は100億も出した

それなら俺たちは 俺たちが一番パフォーマンスを出せることを直接やろうじゃないか

命の重みは 何に命を賭けるかで決まってくるもんだ

2011年の夏 何をやっていたのか思い出して
いつもと同じだったなんて答えるような 何もできなかった子供たちに話すような
そんなことはしたくない 君だってきっとしたくないはずだ

東京の空をたくさんの雲が流れていく
空はどこまでも同じに見えるが 地上はなんて残酷なんだ

911は人災だった 恨みを持った人間の報復行為だった
それに対する反応も 当然報復行為になった
どこまでも終わりのない 意味のない繰り返しが続いた

311は天災だ 俺らは誰かに仕返しをする必要なんてない
ただひたすらに 元に戻せばいいだけだ
これは終わりがある 意味のある行動じゃないか

それなのにヤツらときたら アメリカの陰謀だとか 地震兵器だとか
仮想敵を作って何を誤魔化そうというのか 騙そうとしているのはどっちの方なんだ

デモ行進で叫ばれる声 謝罪しろ 腹を切れ
まるでお門違いだ 目的がまるでズレている
国家が役立たずなのは今に始まった事じゃない
だから僕らは国家という中にもうひとつの社会を作るべきなんだ

健康的な体と しなやかな感性
たくさんのユーモアと 自然を愛する気持ち

さぁ、なすべきことを成し遂げて 次世代に渡そうじゃないか

俺は何もブレてない アタマが狂って戻って来れなくなったヤツとは違う
押しつけがましい親切心や 躁病的な行動
カワイソウという感情から来る行動
そんなものとは違う 断じて違うんだ

健康的な体と しなやかな感性
たくさんのユーモアと 自然を愛する気持ち

さぁ、なすべきことを成し遂げて 次世代に渡そうじゃないか

君が 同調してくれることを 願うよ

※太陽の写真は昨年訪れた、福島第一原子力発電所から20kmラインのすぐ外にある福島県双葉郡広野町の公園から見た日の出です。

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