クリスタルボウルの世界の、バランスを整えるということ

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私はクリスタルボウル サウンド・バス スクールを通じて、現在のクリスタルボウルの世界を取り巻く3つのバランスを整えたいと考えています。

ひとつめは情報のバランス。

クリスタルボウルは取り扱いを間違えると、聴者・奏者の精神に多大なダメージを与える危険性があるのにも関わらず、「どうすればよいか?」についての情報はとても少ないです。

分からないから、みんな苦労してたり、せっかくボウルを買ったのに演奏をしなくなったりします。

クリスタルボウル サウンド・バス スクールのテキスト教材はすべて無料で公開する予定です。それは、情報をバランスよく届けたいからです。テキスト教材を読んで「学びを深めたい」と思ったら、スクールへ申し込みいただければと思います。

ふたつめはお金のバランス。

クリスタルボウルを教えているスクールはすでにいくつも存在しています。私のまわりにも、そういったところで習ったことのある奏者がたくさんいます。

ただ・・・そこで支払った金額を聞くとビックリさせられます。

もちろん、そのやり方も理解できます。ドカンと支払った分だけやる気も出るだろうし、煌びやかなパーティーで気分を高揚させ、書籍やCDもお金さえあれば誰でも作ることができます。「クリスタルボウルを広げていく方法」として、すべて間違っているとは言えません。

でも、私は格差社会は望みませんし、お金がないから学べないという状態も望みません。時代に合っていないと思います。「アセンション!」とか「世界平和!」とか、精神性の高い話をしている一方で、お金という旧体制のしがらみにこだわり続けているのは、私にはナンセンスに感じます。

クリスタルボウル サウンド・バス スクールは無料ではありませんが、適切な価格を保ちたいと思います。

※繰り返しますが、そういったやり方すべてを否定するものではありません。別の道があってもよいのでは?という提案です。

最後は、スピリチュアルとのバランス。

私のクリスタルボウル サウンド・バスイベントでは、スピリチュアルな話を極力していません。「チャクラが開いてオーラが整ってエネルギーがボルテックスしてハイアーセルフがインナーチャイルドと100万年のトラウマを開放します」なんてことは、絶対に言いません。

それは、個々の中で感じていただければよいものだからです。私が解説しなくても、私の演奏を聞いた人が「あー、チャクラが開いてオーラが整ってエネルギーがボルテックスしてハイアーセルフがインナーチャイルドと100万年のトラウマを開放してくれたー」と感じるのは自由です。

スピリチュアルな考え方はとてもパワフルな効果を出す一方で、人を悩ませる原因にもなります。

たとえば、私はクリスタルボウルの音に「好転反応」はないと考えています。演奏を聞いて気持ち悪くなったり、アタマが痛くなったりしたときは、単純に演奏がヘタなだけです。それなのに「あなたのチャクラがカルマでブロックされてオーラが濁ってハイアーセルフのインナーチャイルドが弱っているから」のように伝えるのは、「先祖のたたりで家運が悪い」という、心霊商法と何ら変わないように感じるのです。ツボを買わされるのもボウルを買わされるのも同じでしょう。

「○○がダメなのは○○のせい」というように、スピリチュアルな言葉で相手に不安を与えたり、救済をイメージさせるのは、法律に照らしてみてもやってはいけない行為です。

※そのような主張をする目的でクリスタルボウル サウンド・バスを学ぶことはお断りします。

 

・・・さて、長くなりましたが、現在のクリスタルボウルの世界は、25年前から現在までのヨガのブームと同じように動いていくと予測しています。

25年前のヨガは、オウム真理教が行っている怪しいものでした(もちろん、そうじゃないのもありましたが)。

「解脱」や「世界の救済」を目指して、ひたすら修行を続け、組織を支えるためにお金をジャンジャン支払い、組織の中のステージ(ランク)に固執し、やがて一般社会とズレていく・・・

オウム真理教にいた、ひとりひとりの信徒は否定しません。本当にマジメに、解脱や世界の救済を目指していた方もおられると思います。しかし、組織としては否定します。社会とズレ続け、最終的に既存の社会を破壊するというテロ行為に走った組織は許せるものではありません。

「ヨガは怪しい」というのが、このころのイメージ。

その次に、ハリウッドのセレブたちが美容と健康のためにヨガを取り入れ始めました。ここで一気にヨガは「洗練された人が行う美しいもの」へとイメージチェンジします。ドレスを着てクリスタルボウルを演奏している人も大勢いるけれど、ここらへんと同じなのかなーと思っています。「やっている私って素敵!」という感じですね。「ドレスを着て演奏する姿に憧れる」という発言を聞いたとき、「それ、誰のための演奏?」と思ったこともありましたが・・・。

そして現在。ヨガはOLさんの必須科目のように、大勢の人のウェルネスに使われています。

「解脱」や「世界の救済」を目指していない人でも、セレブのようにドレスを着なくても、日常のすぐそばにある存在になりました。そして、きちんと効果を発揮しています。

私が望むクリスタルボウルのあるべき状態はココです。

「ちょっと疲れたからボウルでリラックスしてみよう」とか、「アタマがモヤモヤしているからボウルで集中してみよう」とか、そのくらい気軽に体験できる世界。運動不足だからヨガをやろう、というのと同じ感じで、マインドメンテナンスにもっと気軽にボウルが取り入れられたら、世界はいままで以上に素敵になると思います。

そんなわけで、気軽にクリスタルボウル サウンド・バスを体験してみませんか?

 

こんな感じのレクチャーと実技指導を「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」として行っています。とにかく実践的な内容を盛り込んで、クリスタルボウル サウンド・バスの世界を皆さんと一緒に広げていけるようなものに仕上げています。

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