クリスタルボウルのプロ奏者として必要な要素は・・・行動力!

クリスタルボウル サウンド・バス スクールへのお問い合わせで「プロとして演奏していきたい」という声をいただくことがあります。「プロ奏者」を「お金(報酬)を受け取って演奏する人」と定義づけるなら・・・それは可能なのでしょうか。

本日は「プロ奏者」についてのブログです。

結論から述べると、プロ奏者としてやっていけるかどうかは、その人の行動力に関わっています。

クリスタルボウル サウンド・バスはまだマイナーな存在なので、「クリスタルボウル奏者募集」という求人広告が出ることはありません。自分でイベントを企画し、会場を探し、お客さんを集める必要があります。

いくら演奏が上手でも、「私はクリスタルボウル奏者です。誰かイベント企画してください」という他人任せな状態ではダメということです(その奏者が著名人であれば別ですが)。

 

行動するためには「やる気」が必要です。

私はずいぶん長いこと、クリスタルボウル関連のイベントをウォッチし続けています。

「ヒーリングのスペシャリスト!私が使っているボウルは他とは違いますワ!」と大きく宣伝していた人や、「CDデビュー記念に演奏します!」という人、クリスタルボウルナントカ協会の代表の人・・・

いずれも、最近は活動をしていないようです。クリスタルボウルナントカ協会は消滅したようです。

活動をやめた人たちは、何がキッカケだったのか気になります。

もっとパワフルなヒーリングメソッドを見つけたから? 思ったより儲からなかったから? 日常が忙しくなったから?

クリスタルボウルが部屋の片隅でホコリを被っているとしたら、とても残念です。

イベントを続けていると、赤字になるときもあるし、人間関係に悩まされることもあります。ぶっちゃけて言えば、自分のことだけを考えるならやらない方がマシです。クリスタルボウルを鳴らすより、ビールを飲んで寝ている方が癒されると思います。

自分のためだけではなく、誰かとクリスタルボウル サウンド・バスの感動を共有したいという強い思い、Give and Takeではなく、Give and Giveの気持ち。

そういった思いがないと、やる気は続かないでしょう。

 

その一方で、いまはすごくチャンスに溢れた時代です。

クリスタルボウルを体験できる機会がとても少ないため、無名の奏者でもお客さんが集まる可能性があります。「私が漫才をやるので来てください」や、「私の歌を聴いてください」だと、無名の人のところには誰も来ないことに比べると、クリスタルボウルはすごく有利です。

そして、しっかりよい内容を届けていればリピートしてもらえます。行動すればするほど、結果が付いてくるということです(もちろん、ヘタな演奏ではダメですよ)。

 

参考までに、私が過去に利用したことのあるイベントスペースをご紹介します。ネットで簡単に予約できます。

中目黒 スタジオワークアウト
中目黒駅から歩いてすぐ。10人以下の利用に向いています。近隣に飲み屋さんがあるため、週末の夜は騒音が気になるかも。

中目黒 Under the Tree
毎月ヨガコラボイベントを開催しています。人工芝が敷き詰められたフロアは、室内なのに自然を感じられるよう。大きなキッチンと、気さくな好青年のオーナーも魅力です。

渋谷 スタジオケムス
大きな窓が開放感あふれる渋谷のスタジオ。10人以下の利用に向いています。7月のイベントはこちらで開催します。

代官山 Brighton Studio Daikanyama
渋谷・恵比寿・代官山の3つの駅からアクセスできる小さなスタジオ。4人以下の利用向き。線路の近くですが、不思議な心地よさがあります。

どんどんイベントを企画して、名実ともに「プロ奏者」として活動を続けましょう。私もできる限りサポートします。

 

最後に、ちょっとした夢の話です。

クリスタルボウル サウンド・バス スクールを続けて、さまざまな奏者の方とつながっていけたなら、いつかは「通い放題の月謝制」でイベントをやりたいなと考えています。

いまは、奏者自身がイベントを企画して、一回ずつお客さんを集めている状態です。これでは申し込みする側も、「えーと来月の予定は・・・」という感じになるし、奏者側も行動できる人しか機会がありません。

そうではなく、毎日さまざまな奏者が入れ替わり、お客さんはいつでもどれでも体験し放題な状態にしたいのです。仕事帰りにブラリと立ち寄れるくらいの気軽なヒーリング。日常のすぐ側にある非日常体験。

お気に入りの奏者を見つけて、その奏者の日に通ってみたり、毎日クリスタルボウル サウンド・バスを体験し続けることで心身の変化を感じてみたり、いろいろな夢が広がります。

月謝制にすれば、奏者も金銭リスクが減るので安心して活動を続けられます。奏者同士の情報交換や技術向上も行いやすいでしょう。

クリスタルボウル サウンド・バスの世界は、まだ始まったばかりです。

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